清掃品質の改善に向けたインスペクション×ロボティクス導入サポート
NTT西日本グループのテルウェル西日本株式会社(代表取締役社長:山田邦裕、以下、テルウェル西日本)は、お客様のニーズ、環境に合った最適な清掃方法を提案する「清掃コンサルサービス」を2024年6月よりサービスメニュー化し、提供を開始します。
当社は半世紀以上にわたり清掃事業に取り組んでおり、全国約13,000箇所の建築物等清掃維持管理の業務に従事しております(2024.3末時点)。
長年培った清掃スキルをもとにお客様の現状の清掃レベルを点検・評価し、お客様がお求めになる品質に沿った適正な清掃仕様の作成など清掃全体のコンサルを実施致します。
また、近年、各企業で導入検討・取り組みが推進され、また、当社へのお問合せが急増傾向にある清掃ロボットの導入に関しても、当社では3年前から多数の清掃ロボットを複数拠点で運用してきた知見を活かし、ロボットを活用したビル管理DXのサポートやビルそのものの資産価値向上にも貢献をして参ります。
背景
近年、人手不足・人件費高騰・高齢化など清掃業界の深刻な課題を背景に、多くのビルメンテナンス会社は、従来の人による清掃品質の維持のみならず、各社が培ってきた清掃スキルの継承に苦慮する状況に陥っています。この状況を打開するために、清掃ロボットの導入を検討するものの、各清掃現場の仕様にマッチした機種選定の段階で頓挫してしまうケースや仕様に合わせたロボットの活用が不十分なケースが散見されます。
一方で、ビルオーナー様においては、従来の清掃、衛生管理のみに留まらず、職場環境の整備・社員の健康管理、快適性などにも留意した品質を求められるケースが多くなっているなど、ビルメンテナンス会社、ビルオーナー様の双方において、従来の清掃仕様+αの清掃仕様への見直しが必要とされる状況下にあると捉えております。
当社の強み
・全国約13,000箇所の建築物等清掃維持管理で培った豊富な経験と実績
西日本エリアを中心にオフィスビルだけでなく商業施設や特殊な環境下にあるデータセンタ・基地局など、また厳しい品質基準が求められる病院・ホテル・歴史的建造物、公共交通機関では列車など様々な施設での実績とノウハウを有しています。
・トップクラスの清掃技術と清掃評価
全国ビルクリーニング技能競技会において当社が厚生労働大臣賞(1位)を受賞し、史上初大会2連覇を達成しています。
(厚生労働大臣賞 受賞実績2005年、2021年、2023年)
・人とロボットを融合させたハイブリッド清掃の運用ノウハウを保持
大手メーカーと共同開発した業務用小型清掃ロボット約1,400台の運用だけでなく中型・大型清掃ロボットと人による清掃を組み合わせたハイブリッド清掃を3年前から展開、改良を重ね、培ってきた清掃現場におけるロボット運用ナレッジを保持しています。
・清掃インスペクションによるスキルチェックと指導
一定以上の作業能力と品質が担保されているかチェックリストを基に確認します。清掃現場経験豊富な有識者によるインスペクションを行い、継続した品質向上に取り組める体制を保持しています。
(資格保有者845人:ビルクリーニング技能士535名 、インスペクター62名、建築物環境衛生管理技術者29名 その他 219名)
清掃コンサルサービス
・概要
現状の清掃状況を有資格者が点検・評価(インスぺクション)し、品質の妥当性を確認するなど、手順にそって、評価を行います。
お客様の環境やニーズに合った清掃品質及び適切な清掃仕様書を作成し、状況に応じて、その環境に最適なロボットの選定を行い、人と融合させたハイブリッドの清掃仕様を作成します。
個々の現場に合った清掃仕様から清掃スタッフ向けの具体的な清掃マニュアルを作成します。ご要望により既存のビルメンテナンス会社スタッフへ研修を実施することも可能です。
また、定期的なインスペクションを実施し、随時、仕様やマニュアルを最新化することで最適な環境を維持向上を図ります。
・対象
ビルオーナー・ビルメンテナンス会社・ロボット販売代理店など
・価格
コンサル内容やビルの規模に応じて価格が異なることから、詳細はお問い合わせください。
テルウェル西日本の清掃ロボットラインナップ
共同開発を行った業務用に特化した小型清掃ロボットに加えて、中型から大型機種を当社の検証環境で機種ごと特徴を把握し、お客様の清掃現場環境に合わせた組み合わせに対応できるラインナップを準備しております。
用語解説・注釈
※インスペクション 清掃経験豊富な有資格者が清掃品質の評価と改善計画を立案
本サービスに関する
お客さまからの
お問い合わせ先
- テルウェル西日本株式会社
総合ビルマネジメント部
商品開発部門 商品開発担当 -
TEL:06-6944-7159