介護保険制度の概要

訪問介護(ホームヘルプサービス)

訪問介護(ホームヘルプサービス)とは

訪問介護員(介護福祉士やホームヘルパー)が要介護高齢者の自宅を週に数回訪問し、入浴・排泄・食事等の介護や、調理・洗濯・掃除等の家事、日常生活等に関する相談・助言等の必要な日常生活の世話を行うものです。
訪問介護で受けられるサービスには、ケアの内容から見ると、大きく分けて「身体介護」と「生活援助」の二種類があります。


身体介護
  • サービス準備・記録等
    健康チェック、環境整備、相談援助、情報収集、提供、サービス提供後の記録等
  • 排泄・介助(トイレ利用、ポータブルトイレ利用、おむつ交換)、食事介助、特段の専門的配慮をもって行う調理
  • 清拭・入浴(全身清拭)、部分浴(手浴及び足浴、洗髪)、全身浴、洗面等、更衣介助
  • 体位変換、移動・移乗介助、外出介助
  • 起床及び就寝介助
  • 服薬介助
  • 自立生活支援のための見守り的援助(自立支援、ADL向上の観点から安全を確保しつつ常時介護できる状態で行う見守り等)

生活援助
  • サービス準備・記録等
    健康チェック、環境整備、相談援助、情報収集、提供、サービス提供後の記録等
  • 清掃
  • 洗濯
  • ベットメイク
  • 衣類の整理・被服の補修
  • 一般的な調理、配下膳
  • 買い物・薬の受け取り

ケアプランでの訪問介護の位置づけ

ケアプランでは、訪問曜日・時刻、所要時間、サービスの内容が決められます。具体的に詳しいサービス内容については、ケアプランに基づいて「訪問介護計画」として別に作成され、利用者との話し合いと了解を得て作成されます。