NTTグループの別の仕事をしていた時に、テルウェル西日本が介護施設をオープンする事を知り、「私も人の役に立つ仕事がしたい」「技術を身につけたい」と思い、介護の仕事を希望しました。
私自身、介護の仕事は未経験でしたが、オープニングスタッフとしてやりがいを持って働ける職場を作りたいと思って働き始め、今年で19年目になりました。
私たちのチームは、勤務年数10年以上の職員も多く、互いの性格をわかりあっており、特技や技術を出し合えるチームです。
利用者様の日々の体調や精神状態を感じ取り、どのようなサービスが必要かを考え、職員と声を掛け合いながら、スケジュールを調整し、一日を楽しく、活気・意欲の出るプログラムを追求しています。又、例えばご自宅で食事が摂れなくなってきている利用者様について、心身状態の把握を行い、食事の環境・食事形態・声掛け・介助のタイミング等、様々な要因を考え、チームで協議し、支援を実践しています。食事介助の工夫等でうまく食事摂取が出来た時は、速やかに職員間で共有するようにするとともに、家族様に情報提供しています。
チームで喜怒哀楽を出し合いながら、困難なことがあった時も最後まで向き合うことで、利用者様や職員との信頼関係が築けていると感じます。利用者様の笑顔や前向きな言葉が私の喜びです。
利用者様は「色々出来なくなっていくことで迷惑かけるね。」とおっしゃいます。私たちは、「物忘れがあっても、車椅子が必要な状態になっても、寝たきりになったとしても、ケアポートへ行きたいと思っていただけたなら、必ず迎えにまいります。」とお声掛けしています。
たとえ病気になったとしても、その方らしく、生きがいを感じ日々の生活を送れるような支援をしていきたいと思います。